人型の妖怪

人型の妖怪は、人間に近い姿で現れる日本の妖怪です。
一見すると普通の人のように見えるもの、体の一部だけが異様に変化するもの、正体を隠して人の暮らしに紛れ込むものなど、
その姿はさまざまです。
身近な存在がふいに怪異へ変わるところに、
日常の奥に潜む不気味さがあります。

ろくろ首、雪女、二口女、山姥など、人型の妖怪には、怪談や民話の中で強い印象を残してきた存在が多く含まれます。
人間に近いからこそ、恐ろしさだけでなく、哀しみ、怨念、美しさ、孤独といった感情も重なります。
日本の妖怪の中でも、物語性の深い妖怪を紹介します。