山の妖怪

山の妖怪は、山道、峠、森、里山、山奥などに現れる怪異です。
霧に包まれた道、木々の奥から感じる視線、帰り道を見失う不安。
山には昔から、人が踏み込みすぎてはいけない異界としての怖さがありました。

天狗、山姥、送り犬、木霊など、山にまつわる妖怪には、自然への畏れや山の神秘が色濃く残されています。
人を迷わせるもの、背後から静かについてくるもの、山の守り神のように語られるものまで、その姿はさまざまです。
山の妖怪を知ることで、日本の怪談や民間伝承に息づく「山の怖さ」がより深く見えてきます。